
笠取山
標高:1953m
所要時間:約6時間
山梨県甲州市と埼玉県秩父市の境にある笠取山(かさとりやま)へ行ってきました。
作場平口駐車場からスタートをして、一休坂から笠取小屋に向かい、笠取山へは水干を経由して東側から登ります。
下りは、笠取小屋、ヤブ沢峠と経由をして、沢沿いの道から一休坂分岐まで下り、作場平駐車場まで戻る周回のようなコースです。
山と高原地図の「雲取山・両神山」では、笠取山詳細図が載っているくらいなので、きっと良いところだろうと何となく頭に入れていました。
ただ、現地に行くまでが遠いので、なかなか足が向きませんでした。
今回は、山と高原地図のコースガイド通りに辿ってみます。
作場平口駐車場
本日のスタート地点は、作場平口駐車場です。
20台くらいは無料で駐車でき、汲み取り式ですが山の中としてはキレイな公衆トイレが設置されています。
6月の平日朝で、先客1台。

笠取小屋
先ずは、笠取小屋を目指して登っていきます。
作場平口
駐車場の横にある橋を渡り、少し歩くと作場平口という登山口があります。
今日は、ここから入っていきます。

一休坂分岐
歩き始めは緩やかな道で、ウォーミングアップに丁度良い感じです。

天候は曇り、たまに日が差し込むといった具合で、暑すぎず快適なコンディションでした。

ユルユルと登っていくと、20分ほどで一休坂分岐に到着です。
帰りは、ヤブ沢という方面から戻ってくる予定です。

一休坂
踏み跡、道標もしっかりと有り、歩きやすい道が続きます。

すぐに一休坂という分岐に到着で、ここは十字路になっています。

笠取小屋
登山道には、東京都水道局による自然の解説的な掲示がされていて、ここの山を理解しながら歩けるのでなかなか良いですね。

写真の辺りが一休坂辺りですかね。
笠取小屋まででいうと、この辺りが一番急でしたが、急登という程ではないかな。

モミの木とかカラマツの景観は好きだなー。

上部の方では、沢沿いを歩く区間も有り、気持ち良い道が続きます。

この日は、笠取小屋の少し下辺りで、伐採が行われていました。
水源地ということもあってか、ここの山は管理がされており、よく手が入っています。

笠取小屋までは、あと少しというところで水場がありました。
小屋からは2〜3分程度なので、いい所に水場があります。

笠取小屋に到着。
平日は無人のようです。
広くて穏やかな空間が広がっていました。
良い雰囲気です。

裏手にまわってみると、車がいる!
なんだ、ここまで車で上ってこれるのか・・・と、少し残念モードに。
この車は、伐採作業をしていた方達の車両でしたので、一般の車両は入れないと思います。
そして、キレイなバイオトイレがあります。
笠取小屋でのテント泊なんかは、とても快適そうな感じがします。

笠取山
ここから、笠取山へ向かいます。
雁峠分岐
笠取小屋の裏手から雁峠方面へは、キレイに敷かれた木道が続きます。

雁峠分岐辺りからは、木々が少なくて空が大きく広がる景色になります。

小さな分水嶺
笠取山へ向かう途中に道が別れていて、小さな分水嶺というのがあったので、寄ってみることにします。

ここは、360度の好展望。

降った雨が、ここの地点を境に多摩川、荒川、富士川、それぞれの河川へ流れていくっつーことですね。
うん、なかなか面白い。

笠取山西
この先も小ピークがあるようなので、左側の道へ向かい寄っていきます。

うん、ここはただの小ピーク。
何も有りません。

笠取山が現れました。
見るからに、なかなかの急坂が待ち受けていますが、ここは下りで歩く予定です。

笠取山西という分岐に到着。

水干
笠取山西の分岐からは、水干へ向かいます。
巻き道っぽい感じです。

水干(みずひ)と呼ばれている、多摩川の最初の一滴がスタートする地点らしいです。
水場口という分岐点から、水場道という方へ下りていってみます。

特に道標のない分岐が現れました。
まぁ源流ってことだからなぁ、と思い谷の方へ行ってみます。

おぉー!ホントに沢の水が染み出し始めている地点です。
写真でいうと、上半分は涸れています。

少しですが水が流れ初めていて、まさに多摩川がここから始まっています。

どこから始まっているのだろうと、よ〜く観察をしてみると、誰かが注ぎ口を置いてくれていますね。
山から染み出してきた水が、ポタポタと落ちてきていて、大いなる多摩川の始まりがここでした。

せっかくなので、飲み終えたペットボトルに詰めて持ち帰り、今晩の焼酎水割りと翌朝のコーヒーにしていただきました。

上まで戻ります。
ここは、グルリと周れる感じです。

少し進むと水干に到着です。
先程の所には、何故案内板が無いのだろうかと疑問に感じていたら、ここが水干でした。

裏側には数十秒に一滴、水が滴り落ちます。
最初の一滴は、ここからスタート。

見下ろすと、先ほどまで居た谷が見えます。
水干で滴り落ちた水は土に還り、先程の谷筋から湧き出て川(沢)がスタートといった感じでしょうか。

笠取山東峰
水干で探索した後は、笠取山山頂へ向かいます。
水干から少し進むとシラベ尾根方面との分岐。

地図には載っていませんでしたが、直登できるルートもありました。

ここは登らずに直進すると、唐松尾山との分岐。

少し急な坂を登り、東側から尾根伝いに山頂へ向かいます。

いろいろと寄り道をしてしまいましたが、笠取山山頂に到着です。

スペースはあまり有りませんが、南側の展望が良いです。

笠取山西峰
西側にもピークが有るらしく、スペースが広いようなので、そちらに移動します。

双耳峰というわけじゃないと思いますが、山頂が東と西に有ります。

西側のピークの方が広いので、こちらでお昼休憩です。
展望も素晴らしい!!!

下り
ノンビリと休憩したら、帰りますか・・・つーことで、下り始めは急斜面。
笠取山西という分岐辺りから見えていた、山頂への急登ルートですね。

中腹から振り返ると、う〜んなかなかの急斜面だ。
今回は下りで歩きましたが、今日一番の急坂です。

ヤブ沢峠
笠取山西から笠取小屋まで、下りは小ピークを踏まなかったくらいで、ほぼ同じルートです。

笠取小屋の横を抜けて、そのまま直進。
ここからの下りは、ヤブ沢峠というところを経由して下ってみます。

ヤブ沢峠までは林道歩きでノンビリ。

ヤブ沢峠に着きました。

沢沿いの道から下山
ヤブ沢峠からは、また山道に戻ります。

斜面を下って行き、沢沿いに出ました。
しばらく、沢沿いの気持ち良いコースです。

途中で、斜面に沿った道になりましたが、沢の方にも木橋が見えます。
あっちの方が面白そうだなと思い行ってみましたが、だいぶ朽ち始めていて整備も止めてしまっているようです。

一休坂分岐からは登りと同じコースで下り、駐車場まで戻って本日も無事終了です。

小菅の湯
帰りに小菅の湯へ寄ってきました。
ホントは「丹波山温泉のめこい湯」に寄りたかったのですが、残念ながら定休日ということで、山1つ越えて小菅の湯にしました。
無色透明で、お肌がツルツルする感じの良いお湯です。
平日に関しては、程よい込み具合で落ち着いて入浴できる、お気に入り温泉の1つです。
小菅の湯のウェブサイトはこちら
http://kosugenoyu.jp/

笠取山の感想
笠取山は、とてもよく整備のされた山だなぁという印象です。
山頂からの展望や小さな分水嶺、水干などの見所もあって、楽しみながら歩けます。
全体的に緩やかな坂が多くて歩きやすく、急登といえば笠取山西の分岐から山頂へ向かうところぐらいですかね。
今回は下りで歩きましたが、登頂感が欲しければ、ここを登りルートにするのも有りかと思います。
初めての笠取山でしたが、日帰りで初めて行くのなら、今回のコースはオススメです。
いやぁー、また訪れたい山になりましたね。
今年は、あまり山に行ってないのもありますが、上半期1位ですね。

コメント