大滝から大岳山

大滝から大岳山
大滝から大岳山

大岳山
標高:1266m
所要時間:約5時間

東京都西多摩郡檜原村と奥多摩町の境界にある、大岳山(おおたけさん)へ行ってきました。
大滝入口(登山口)からスタートして、白倉分岐を経て大岳山山頂へ。
大岳山山頂からは、大岳山荘へ下り巻き道から尾根へ戻って、同じルートで大滝入口(登山口)まで戻るコースです。

ここのところ、休みの日になると天気が悪いというのが続いています。
例によって、前の日の夜は雨雲レーダーとにらめっこ。
なかなか、行こうと思っていた山へ行けていない状況です。
雨自体は気にしないのだけど、土砂降りになると分かっていて行くのはチョットね。
というわけで検討した結果、関東一円では奥多摩の手前の方なら夜くらいまでは天気が持ちそうなので、大岳山へ行ってみることにしました。
※だいぶ更新が遅れていますので、行ったのは7月中旬です。

大滝入口(登山口)から大岳山

大滝入口(登山口)

本日のスタート地点は、大滝入口(登山口)の駐車場です。
林道大岳線の終点まで行くと、路肩にスペースが有り無料で駐車できます。
林道の途中にある採石場辺りからは、未舗装路区間もあり少し不安になりますが、普通の車で問題なく辿り着けました。
駐車スペースは、詰めれば10台弱ほど。
トイレはありません。

大滝入口(登山口)

大滝

駐車場のすぐ先に登山口があります。

登山口

大滝までは10分ほど。
沢に沿って登山道があります。

登山道

大滝に到着。
沢の水量が少なかったので、イマイチかなぁと思いながら歩いていましたが、落差があり縦に長く美しい水流を描いていてなかなか良いです。
また、正面から滝全体が見えて鑑賞にはもってこいです。
霧のような水しぶきが、夏の暑さを和らげてくれて、絶好のスポットですね。

大滝

沢沿いのコース

大滝でのんびりし終えたら、大岳山へ向かいます。
前半は、谷に沿った沢コースのような感じです。

登山道

今日の大敵は、なんといっても暑さです。
一応、山の中なので登り始めの時点で30度は下回っていますが、登山には不適な気温です。
ペースを落としてゆっくりと歩きますが、少し動いただけでジワッと汗が染み出してきます。
水の近くを歩く時は涼しいものの、少し沢から離れた道になると、こもったような暑さに包まれます。

登山道

何度か沢を渡る場面があったので、その度に手を冷やしたり、顔を洗ったりしながら行きました。

登山道

急登 分岐まで

沢を離れて、馬頭刈山の方から続く尾根へ向かいます。

登山道

ここの斜面が、まぁまぁ急な道が続きます。

登山道

筋力的にはまだまだいけるけど、暑さと発汗で体力をもっていかれるー。
暑いから、奥多摩で軽くひと登りと思って来たけれど、予想以上にシンドイ。

登山道

尾根

尾根に取り付きました。

分岐

ここから暫くは、なだらかな尾根道になり、風も程よく抜けて快適な道です。
歩きながら体力を回復させます。

登山道

天気自体は良くないので、雲に覆われていて展望はゼロです。

登山道

祠が現れて、分岐まできました。

分岐

山頂

大岳山の道標は、お初かも知れないですね。
こちら側から登る人は、あまりいないのかしら。
道標に鋸山の名前を見つけ、そういえば大岳山へは鋸山方面から行ってみよう、と考えていたのを思い出す。
この分岐のすぐ先には、大岳山と大岳山荘の分岐もあり、ここは間違えやすそうなので注意です。

分岐

ここから山頂までは急登です。

登山道

山頂近くは、岩も多くなります。

登山道

暑さに負けず、なんとか登頂です。
天気予報のせいか、誰もいませんでした。
遠くの空では、すでにゴロゴロと鳴り出していて、今ごろ他の山では土砂降りに耐えている人もいるんだろうなぁと思いながら、ここでお昼休憩です。

大岳山山頂

山頂はそこそこ広さもあり、ベンチも2ヶ所ありました。
山で食べたら美味しいんじゃないかと思い、今回はポテトチップスの小袋を持ってきてみました。
塩味が美味いしカロリーもあるので、これはアリですね。

ポテチ

山荘

下りは、大岳山荘をまわっていきます。
山頂直下は、岩が多くて急坂でした。

登山道

大岳山荘の上部は、樹齢何百年だろうという杉の木がいくつかあり、幽玄な雰囲気を出しています。

登山道

大岳神社

大岳神社

大岳山荘が見えてきました。

大岳山荘

だいぶ歴史を感じる建物です。
近寄ると、古い木造特有の湿ったカビ臭い空気が漂い、懐かしさを感じます。

大岳山荘

奥にもいくつかの建物が点在していました。
地図では、休業中と記載されていますが、再開は難しそうです。
昔は賑わっていた時期もあったのでしょう。

大岳山荘

横にはトイレもありました。
見た目はキレイで立派な建物ですが、中は古い方式です。

トイレ

下山

大岳山荘からは、巻き道で分岐点へ戻ります。

登山道

祠のある分岐へ戻ってきました。
ここからは、登りと同じルートで下山です。

分岐

空はゴロゴロと雷が鳴り出していますが、なんとか天気はもちそうです。

すっかりと汗も引きウエアも乾き始めましたが、下の方まで下ってくるとやはり蒸し暑い。

登山道

暑さで思っていた以上に体力を消耗しましたが、無事下山して本日も終了です。
駐車場で一息ついているとポツリポツリ。
良いタイミングで下山できました。

登山道

瀬音の湯

帰りに瀬音の湯へ寄ってきました。
無色透明のお湯だけど、温泉臭もして満足度高めです。
お肌もツルスベな感じで、良いお湯出てます。
施設も広くてキレイで、オススメ温泉ですね。
ただ料金がね〜、仕方がないのだけど、段々と入浴料も上がってきましたね。

瀬音の湯のウェブサイトはこちら
http://www.seotonoyu.jp/

瀬音の湯

大岳山の感想

今回の感想を一言で言うと、暑かった!!!
これに尽きます。
夏の奥多摩は、エリア的にも標高的にもチョット厳しかったなぁ。
分かってはいたけど、予想以上に消耗しました。
山の方は、滝、沢沿いの道、急な斜面の登り、ゆったりと歩ける尾根道、展望の良い山頂と、様々な要素が詰まった面白いコースでしたね。
楽ではないけれど、キツ過ぎない良いコースだったと思います。
猛暑日だけは避けましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました