二荒山神社から男体山へ

二荒山神社から男体山へ
二荒山神社から男体山へ

男体山
標高:2486m
所要時間:約6時間30分

栃木県日光市にある、日本百名山の男体山(なんたいさん)へ行ってきました。
二荒神社から山頂へ向かい、同じルートで下山する往復コースです。

まだ6月だというのに、梅雨は何処へやら。
関東一帯で猛暑日が続いています。
涼しさを求めて・・・よいうよりは、気温的にまだマシな所へということで、日光方面に行くことにしました。
どこの山へ登ろうかと考えていたところ、ふと思い浮かんだのが男体山。
山自体は、よく目にはしていて、いつか行こうとは思っていました。
この時期の平日なら、そんなに混んでいないかなぁと思い、いざ挑戦です。

二荒山神社から男体山へ

駐車場

本日のスタート地点は、こちらの駐車場です。
正式名称は分かりませんが、グーグルマップでは「二荒神社 中宮祠 臨時駐車場」と表記されていました。
二荒神社の西側、中禅寺湖沿いの通りから、上に上がったところにあります。
100台以上は停められそうで、無料で利用できます。

駐車場

駐車場の東側から、二荒神社方面へ行けます。

駐車場

一段下にトイレがありますが、トイレットペーパーは無くて、有料のティッシュが売っていました。
ティッシュの自販機って、久しぶりに見ました。
トイレ前も駐車場になっていて、ここに停めて登られる方が多いように見受けられます。

トイレ

二荒山神社中宮祠

二荒神社で登山の受付を済ませます。
入山料1000円也。

二荒神社

用紙に必要事項を記入して渡します。

用紙

御守りを頂けます。
行くまでは、どんな感じで申し込むのかなぁと思っていましたが、現地に行けば自然に分かるレベルなので、構えなくて大丈夫です。

御守り

一合目

受付を済ませたら、登山開始です。
受付の正面に登拝口があります。

登拝口

登り始めは階段から。

登山道

階段を登り終えると、一合目に到着です。

一合目

二合目

一合目からが山道になります。
笹に覆われて、気持ち良い斜面なんだけど、初っ端から急登で汗ダクです。

登山道

二合目に到着です。
一合目から三合目までは同じような斜面で、その中間あたりに二合目がある感じでした。

二合目

三合目

一旦、林道に出ました。

三合目

林道と合流した地点が三合目です。
同じようなタイミングでスタートしたのが5組ほどで、それぞれのペースで少しづつ差が開いたり、付かず離れずだったりで進みます。
平日なのに、人がいるなぁという印象。
後から来た健脚じーちゃんには、ゴボウ抜きされました。

三合目

四合目

三合目からは、舗装された林道歩きになります。
チョット足も一休み。

林道

鳥居が見えてきて、四合目に到着です。

四合目

今この辺ですよ〜、という写真がありました。
まだまだ先は長い。
外側からの現在地写真はなかなか良いです。

現在地

五合目

四合目を過ぎると、足元に岩が出てきます。
登り終えた後の感想で言うと、四合目までも急な道があるもののウォーミングアップ的な感じで、四合目からが男体山の登り!っていう印象です。

登山道

五合目に到着です。

五合目

五合目には避難小屋がありました。
緊急時用で、泊まるような感じではないです。

五合目避難小屋

六合目

基本的には、木々に囲まれていますが、所々で中禅寺湖や周囲の山々が見渡せます。

登山道からの展望

登山者が多いためか、けっこう土は削れてしまっています。
道はハッキリしているので、迷うことはないですね。

登山道

この辺りは頑張って登っていたので、登りでは六合目に気付かずに通り過ぎてしまい、写真は下りで撮ったものです。
六合目だけ、石板のようなものが見当たらなかったのですが、何処かにあるのかな???

六合目

七合目

七合目、八合目あたりは、大きな岩が転がっていて、けっこう筋肉を使い体力を削られる登りです。

登山道

小屋が見えてきました。

七合目

小屋のあるところが七合目です。
この辺りで、早朝出発のゆっくりペースの方々に追いつき始め、ハイペースの方々は下山してくるので、登山道も人が行き交うようになりました。

七合目

ここの小屋は、避難小屋兼休憩所的な感じですかね。

七合目

八合目

引き続き、岩場が続きます。
大きな岩が多いので、たまーに手を使いながら登る感じです。

登山道

このあたりでは、同じようなペースで5人くらいが抜きつ抜かれつで、頂を目指しました。
補給なども兼ねて一休みすると追い付かれます。
あまりピタッと後ろに付くのも悪いなぁと思いつつも、一気に抜くほどの余裕もなく、周りのペースに惑わされずに、自分のペースで歩みを進めます。
あまり人と出会わない山へ行くことが多いので、こういうのは少し苦手かもしれない。

登山道

登山道に鳥居が現れました。
ここを抜けると、八合目までもう少しです。

鳥居

周囲の木々も、背丈が低くなってきました。

登山道

8合目に到着です。
ここも、避難小屋があります。

八合目

八合目には、瀧尾神社も。

瀧尾神社

九合目

この辺りの景観は、白い岩に緑が映えて好きです。
一休みしていると、学生っぽいグループが下りてきました。
足元はスニーカーなのに、軽快な足取り。
若さって素晴らしいですね。

登山道

手強かった岩地帯も終わりました。

登山道

といっても、この先も決して楽な道ではないです。

登山道

九合目に到着です。

九合目

山頂

さぁ、もう少しで山頂です。

登山道

足元は、赤茶色の小石に変わりました。
しっかりと踏んでいかないと、グリップし辛い感じです。

登山道

急登続きで、最後の登りがなかなかキツイ。
抜きつ抜かれつで一緒だった方達が、後方へと離れていきます。
森林限界と肉体限界が近付くエリアです。

登山道

木々がなくなり、展望が良くなってきた途端にガスってきたー。

登山道からの展望

最後の斜面がシンドイ!
写真じゃ全然伝わらない。

登山道

鳥居が見えてきて、山頂に到着です。

男体山山頂

まずは、ピークの方まで足を伸ばしてみます。

男体山山頂

剣が刺さっているところがピークっぽいです。

男体山山頂

続いて太郎山神社の方へ。

男体山山頂

山頂に滞在している間は、時折一部で雲が晴れたりもしましたが、基本的に雲の中でした。
残念だけど、こればっかりは仕方無い。
けれども、ハードな急登でしたので、満足度の高い登頂でした。
山頂一帯は、けっこうスペースがあったので、のんびりとお昼休憩です。
人気の山だけあって、次々に人が上がってきましたね。

男体山山頂

下り

ゆっくりと体を休めたら、同じルートで下山です。
まだお昼なので、どんどん人が上がってきます。
みなさん、キツそうな顔してます。
そう、最後の一登りはキツイよねー。

登山道

下りも、もちろん急なので、程々のペースで慎重に下ります。

登山道

下りがキツイというのを、事前にけっこう目にはしてましたが、個人的には問題なくて登りの方がキツかったかな。
山へ行き慣れていないと、この下りは筋力的にも大変かもしれないですね。

登山道

ある程度下ると雲も晴れてきました。
中禅寺湖が青くキレイでした。

登山道から

四合目まで下りてくると一安心。

四合目

下の方もけっこう急なので、最後まで気を抜かずに。

登山道

無事に下りてきて、本日も終了です。
見上げると、すっかりと山頂の雲も無くなっていました。

二荒神社

男体山の感想

初めての男体山でしたが、噂通り急登の山でした。
今のところ、今年一番の登りでしたかね。
そのせいもあってか、普段はあまり感じない登頂感もあって、かなり満足度の高い山行でした。
また行きたいと思わせてくれる、良い山でした。
ぜひ皆さんにも訪れてほしいなと思いますが、けっこう登りごたえのある山です。
老若男女、たくさんの方が登られていましたが、なかなか厳しそうな方も多く見受けられました。
ある程度は山に慣れてから、時間に余裕を持って登ると楽しめるかと思います。

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