
黒檜山
標高:1828m
所要時間:約4時間30分
群馬県前橋市にある、赤城山の黒檜山(くろびさん)へ行ってきました。
花見ヶ原森林公園からスタートして黒檜山山頂へ。
山頂からは、同じルートで花見ヶ原森林公園まで戻る往復コースです。
この時期は日も長いので、行程が長くなりそうな山をいくつか狙っていたものの、前日の夜に雨雲レーダーを確認すると、どこの山も悉く赤い雨雲がかかる時間帯が見受けられました。
雨自体は気にしないけれども、わざわざ土砂降りになると分かっているところへ突っ込んでいくこともないので、雨雲レーダーを確認しながら、何処へ行こうかと計画を練りました。
というわけで、以前から行く機会を伺っていた、黒檜山へ行ってみることにしました。
といっても、赤城山付近も晴天というわけではないです・・。
花見ヶ原森林公園 第2駐車場
本日のスタート地点は、花見ヶ原森林公園の第2駐車場です。
無料で利用でき、キャンプ場の手前に道標が出ています。

駐車場は広くて、数十台は停められます。
黒檜山だから、何台かは駐車しているかなぁと思っていたら、誰もいませんでしたね。
こちら側から登るのは、マイナーコースなのかな。
キャンプ場の方にトイレもあるようですが、利用していないので未確認です。

登山口
駐車場から車道に出ると、道を挟んだ向かい側に登山口があります。

中間点
登り始めから、雨がポツリポツリ。
天気は持つかなぁ、どうかなぁ。

前半は、緩やかな登りが続きます。

先を急ぐこともないので、のんびりと歩いていましたが、7月ともなるとやっぱり暑い。
ジワリジワリと汗が染み出してきます。

途中で、岩がゴロゴロとしている区間がありました。
この辺りだけ、少し道が分かりにくいかも知れません。
その他は踏み跡がしっかりとあります。

道標も所々に出ているので、安心感がありますね。

鳥居
中間を過ぎたあたりから、木道が現れます。

シラカバやダケカンバの森が美しく、気持ち良い登山道です。
ここのところ、急登が多かったり、行程が長かったりしたので、ゆったりと歩くのは久しぶりな気もします。
こういうのも良いですね。

お天気は薄曇りで保っていたものの、上の方へ上がってきたらガスり始めてきました。

今回歩いたコースは、急登と呼べるような箇所はなくて、山の上の方でも緩やかなところがあります。

山頂までは、もう一登りです。

今回のコースは、上部に来るまでは一切展望が無いです。
ようやく、ひらけた所に来ましたが、生憎の天気で何も見えませんでした。
天気が良ければ、関東平野や駒ヶ岳あたりも見えそうです。

駒ヶ岳との分岐に到着。
山頂までは、もう少しです。

山頂の手前に御黒檜大神というのがありました。
大きな鳥居が迎えてくれます。

黒檜山山頂
鳥居を過ぎると、大沼方面へ下る分岐があります。

分岐を過ぎ平坦な道を進んで行くと、山頂はすぐそこです。

黒檜山(赤城山)山頂に到着です。

一面真っ白です。

展望地
山頂の北側に展望地があるので行ってみます。

当然、こちらも真っ白・・・。

岩場になっているので、休憩適地です。
ということで、ここでお昼休憩にしました。

30分くらいはここに居たので、薄っすらと見渡せる時間帯もありました。
天気が良ければ、好展望ですね。
まぁ、こればっかりは仕方が無い。

ここには、人馴れした優しそうなカラスがいました。
登山者の食べこぼしを狙っていたり、エサを与える人もいるのでしょうね。

下山
のんびりと休憩を終えたら、下山開始です。
登りと同じルートで下ります。

看板にあった絶景スポットというのがこの辺かな。
今日は、周囲が殆ど見えずに終えましたね。

急なところが無いので、下りも快適な歩きです。

途中から、お空がゴロゴロと鳴り出しましたが、天気もなんとかもって本日も無事終了です。

黒檜山の感想
ここのところ、長い距離や急登の山へ行くことが多かったので、久しぶりにゆったりとした山行でした。
ついつい、より大変そうなところを目指し勝ちになってしまいますが、エスカレートしていかないことも大事かなぁ、なんて思うきっかけになりました。
さて、黒檜山ですが赤城山といえば黒檜山、そして百名山ということで、行程はけっこう大変かなぁと思っていましたが、実際はそこまでではない印象です。
花見ヶ原森林公園からは、急登や危険個所も無く歩け、いき過ぎた整備も無く、赤城山の豊かな森を堪能できるシンプルな素晴らしいコースでした。
山頂付近までは一切展望が無いので、そこは好みの分かれるところかも知れません。
大沼側からと比べると、マイナーコースかもしれませんが、おススメのコースです。
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