菅沼登山口から五色沼と金精山

菅沼登山口から五色沼と金精山
菅沼登山口から五色沼と金精山

五色沼 標高:2175m
金精山 標高:2244m
所要時間:約7時間30分

栃木県日光市にある五色沼(ごしきぬま)と群馬県利根郡片品村との境にある金精山(こんせいざん)に行ってきました。
菅沼登山口からスタートして、弥陀ヶ池を経由して五色沼へ。
五色沼で休憩後、北側の尾根へ上がり五色山をまわって金精山へ向かい、金精峠から菅沼登山口へ戻る周回のようなコースです。

前回、足がつってしまい途中で引き返してしまったので、今回はチョット様子見のコース設定です。
自身の見立てでは、水分補給の問題だろうと結論付けましたが、違う可能性もあるので体の声を聞きながら歩いていこうかと思います。
そこまで行ったなら、白根山まで行けよというツッコミはさておき、五色沼へ行ってノンビリしようというプランです。

菅沼登山口から五色沼と金精山

菅沼登山口

本日のスタート地点は、菅沼登山口です。
未舗装路の路肩に駐車スペースがあり、けっこうな台数が停められます。
7月末の平日8時頃で、十数台の先客あり。
事前の調べでは、1台1000円の有料駐車場とのことでしたが、人は居ないし料金箱も見当たらないので、どうやって支払えばいいのかが分かりません。
帰ってきてからでいいかと思い、とりあえず出発です。

菅沼登山口

横にあるお店の外側にトイレがあり、こちらを利用できます。
キレイなトイレなので、ありがたいです。

菅沼登山口

スタートして数百メートル進んでいくと、奥の駐車場に着きました。
十数台停められるようですが、説明などを読む限り、こちらが有料駐車場なのかもしれません。
というわけで、この日はモヤモヤしつつも、手前側を無料で使用させて頂いた感じです。
土日などは、手前も有料かもしれませんので、あしからず。

菅沼登山口

弥陀ヶ池

序盤は、ほぼ平坦な道が続きます。
朝の気温は16度くらいで、涼しくて久々に快適な気温です。
このエリアは涼しくて良いな。

登山道

足元に岩が転がり始め、少し勾配が出てきます。
とはいえ、弥陀ヶ池までの道は、キツイところも殆ど無くて歩きやすい登りでした。

登山道

これから向かうエリアが見えます。
おそらく座禅山かなぁと。
コース中は、展望の良いところはほぼ無くて、樹林帯を抜けていく感じです。

座禅山

急な箇所もありますが、難しい所や危険な所は無いです。

登山道

空が近付いてきました。

登山道

木々の合間から、水面が見えてきました。

登山道

弥陀ヶ池に着きました。
「みだがいけ」と読むらしい。
雄大な白根山もお目見えです。

弥陀ヶ池

池の脇にある木道を進んでいくと、分岐点に到着です。
池の大きさはあまり無いけれど、このあたりの雰囲気は良い感じ。

弥陀ヶ池

白根山まで登るのなら、ここからがメインの登りですかね。
登りごたえがありそう。
ここまで体の調子は問題なくて、前回はやはり水分の問題だったっぽい。
余裕を持って行けそうだし、白根山も登っちゃおうかなぁと頭を過りますが、今日は五色沼でノンビリするんだと当初のプランを思い返して、白根山はまたの機会とします。

弥陀ヶ池から白根山

五色沼

というわけで、弥陀ヶ池から五色沼へ向かいます。

登山道

にしても、絶好の登山日和です。
直射日光は少しキツめだけど、程よく汗を掻く程度で気持ち良いです。

登山道

五色沼へは、少し急な斜面を下ります。

登山道

見えてきました。
おぉ、ブルーの水が美しい。

登山道

本日の目的地、五色沼に到着です。

五色沼

横には白根山がそびえ立ちます。
東側から見上げると、山頂付近の岩がむき出しになっていて、なかなかゴツい感じの印象です。

五色沼から白根山

水際に沿って、半周ほど道が続いているので、休憩適地を探しながら歩いてみます。

五色沼

反対側まで行った辺り(前白根山から下りてきた辺り)に大きめの岩が多く転がっていたので、ここでお昼休憩にしました。
まったりと1時間ほどはノンビリと過ごしました。
贅沢な時間だ。
その間、お昼前くらいの時間帯だったのもあってか、20人くらいは通り過ぎていきました。
全員がここを経由するわけではないのに、さすが人気の山です。

五色沼

五色山

さて、そろそろ帰りますか。
帰りは、五色山と金精山をまわって、菅沼登山口へ戻ります。
来た道を戻り、分岐から五色山へ向かいます。

分岐

尾根までは、チョット急な登りです。

登山道

上から見下ろすと、青さが際立って良いです。

五色沼

上まで上がると、穏やかな気持ち良い尾根道です。

登山道

五色山山頂に到着。
このエリアだと、通過点になってしまう五色山ですが、山頂は広く好展望です。

五色山山頂

男体山方面もよく見渡せます。

五色山からの展望

白根山と五色沼。
天気に恵まれましたね。

五色山からの展望

金精山

ここから金精山へ向かいます。

登山道

この辺りからは、標高も少し下がり樹林帯に入っていきます。

登山道

国境平という分岐を通過。

国境平

金精山が見えてきました。
事前にイメージしていたよりも、急峻な独特な山容でした。
ここまで下ってきましたが、登り返しがキツそうです。

金精山

思った通り、急な登りです。
ここが今日一の登りでした。
後半に、これはけっこうキツイ。

登山道

金精山山頂に到着。

金精山山頂

東側がひらけていて、ここも好展望です。

金精山山頂

金精峠

あとは、菅沼登山口まで下っていくだけです。
こちら側のルートは、あまり人気が無いみたいですね。
外国人の方1名とすれ違っただけで、他の登山者はいませんでした。

登山道

ここの下りも、けっこう急坂です。
金精山北側は、道が荒れていました。

登山道

振り返ると、そびえ立つ金精山。
山頂付近の登り下りは、けっこうな急坂でした。

金精山

なんか、思っていたのと違うなぁ。
五色山まで登ったら、あとはノンビリと下っていけばいいかなぁと思っていたけれど、意外とハードな行程になりました。

登山道

金精峠が見えてきました。

金精峠

少し疲れてきたので、金精峠で小休憩です。
奥に見えるお堂のようなのが、地図上の金精神社かな???
だいぶ朽ちてしまっていて、放置されている感じです。

金精峠

菅沼登山口へ下山

あとは、菅沼登山口へ向けて下るだけです。

登山道

枯れてはいるけれど、沢筋っぽいところを一定の区間通ります。
ここは道が少し不明瞭。

登山道

踏み跡は、まぁまぁあるけれど、全体的に少し荒れ気味ですね。

登山道

倒木も沢山ありました。

登山道

菅沼登山口近くまで下ってきたところで、道が途絶えてしまいました。
う〜ん、どっちかなぁと見渡してみると、木々の隙間から車道が見え、車が走っています。

登山道

「道に出てしまえ」ということで、適当に進んで車道に出てしまいました。
運転している人は、突然に森の中から人が出てきて、びっくりしただろう。

車道

最後、車道歩きで菅沼登山口まで戻り、本日も無事終了です。
因みに、菅沼登山口の少し先に、写真に載せた道標があるので、正しくはここから入っていくようです。

入口

白根温泉 加羅倉館

帰りに白根温泉へ寄ってきました。
車道を挟んだ向かい側に、本館のような建物があり、そこで料金を支払うシステムです。
入浴料500円也。
洗い場と内湯だけのシンプルな施設ですが、登山帰りには十分です。
いや、というよりもこういうのがいい。
源泉かけ流しで熱めのお湯がとても良い、好きなタイプの温泉です。
この日は脱衣所が暑かったので、換気するなりエアコンをつけるなり、そこは改善してほしい。

白根温泉 加羅倉館のウェブサイトはこちら
https://www.karakurakan.com/

白根温泉 加羅倉館

今回の感想

今回は、五色沼へ行ってノンビリしよう作戦でしたが、五色沼まではプラン通りでした。
弥陀ヶ池までは、そこそこの登りだったし、五色沼の景観も素晴らしかった。
急がずに登り、ゆったりと休憩をして満喫できました。
がしかし・・・ノンビリとまわって下る予定だったのが、金精山が思っていたよりも険しい山でした。
結果的に、そこそこハードな行程で終わりました。
金精山は、単独で目指してもいいような感じの山でしたね。
白根山は、湯本の方から登ってみたかったので、またの機会にチャレンジしてみたいと思います。

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